人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ
ROSE DECO
rosedeco.exblog.jp
山と川と古いもの







山と川と古いもの_c0224013_21514772.jpg







岐阜に行ってきました。
郡上踊り真っ最中の郡上八幡ではありません・・・
美濃へ。














続きます・・・moreをクリック♪



「美濃に行きませんか?」
森に住まう予定の友達を誘って。
震災直後。。。
私の頭の空白に『ぎふ』の二文字が浮かびました。
よく解らないけど。。。
直ぐに家庭菜園を止めて偶然見つけた岐阜の若い農家さんから、
卵と野菜を定期購入する事にしました。
そのかたは自家循環型の農法で素晴らしいですし、
お野菜も卵もとても美味しいのです。
勿論、無農薬で無化学肥料です。
肥料や餌まで考えている生産者は貴重です。
今後、高濃度に汚染された肥料で日本の土地が少しずつ汚染されていきます。
彼と何度かやり取りさせて頂く中で解ったのですが、
たまたま彼は大学で放射線と原発に関する事を学んだ方でした。
今回の福島の事も大変残念に思い、関心を寄せてらっしゃいました。
その青年があまりに気持ちの良いかたなので今回岐阜に行ってみたくなったのかもしれません。
事前に地図も見ない何も調べない無計画な旅。
そんな旅が好き。
どちらへいけばいいか・・・だいたい私には解るのです♪







山と川と古いもの_c0224013_22231447.jpg








山と川と古いもの_c0224013_9132182.jpg








山と川と古いもの_c0224013_2258615.jpg








山と川と古いもの_c0224013_23454913.jpg








山と川と古いもの_c0224013_1521189.jpg








山と川と古いもの_c0224013_14564267.jpg








山と川と古いもの_c0224013_1525231.jpg








山と川と古いもの_c0224013_22143034.jpg








自炊ができる宿・・・という事だけで何も期待せずに選んだ宿・・・古民家。
ご主人は無口で、村上春樹の小説の主人公か繊細な木彫りの彫刻みたいだった(笑)
彼のシーーンとした世界観と絶え間なく鳴き続ける蜩の声に包まれた宿。
なかなか味わえない雰囲気でした。
嬉しい誤算です。
そして、お話しするとご主人は美濃に移住したかたでした。
今、美濃には270軒もの古民家の空き家があるそう。。。
美濃の町興しにも参加されているご主人。
なんと・・希望なら家を探してくださるそうです!







山と川と古いもの_c0224013_23463169.jpg








山と川と古いもの_c0224013_23465484.jpg








翌日、突然どうしてもカヌーに乗らなくちゃ!と思い、
お友達も半ば無理矢理?!お誘いしてカヌー教室に参加しました。
前から海より川が好きだったけど・・・私がカヌー!?
信じられません〜
そうしましたら、カヌーの先生も美濃に移住した方でした(笑)
被災地の子供達の受け入れにも協力的な先生。
大阪・横浜・埼玉・東京に住んでいた先生から見た震災後の関東は、
「早かれ遅かれ終わるよね・・・」
そしてそこで、より現実的な空き家の情報が聞けました。
先生の住む地域が鍵だったのですね。
そうそう、その晩は宿にカヌーの日本代表オリンピック選手(愛知の女の子)が来ましたヨ♪
面白い偶然は続きます。
初めてのカヌー・・好きになったウチの子は色々聞けて嬉しそうでした。
彼女が子供に話してくれた印象的なこと。
「好きだって気持ちが何より1番素敵なんだよ〜!好きなものがあると楽しいの!」
素敵な筋肉と笑顔の彼女でした。
カヌーに乗った板取川も長良川も本当に綺麗。
川がきれいな町。
川沿いに住む人たちは優しかった。







山と川と古いもの_c0224013_23471449.jpg








山と川と古いもの_c0224013_23473489.jpg








山と川と古いもの_c0224013_23475918.jpg








山と川と古いもの_c0224013_10463242.jpg








山と川と古いもの_c0224013_10464784.jpg








山と川と古いもの_c0224013_23481573.jpg








山と川と古いもの_c0224013_1132957.jpg







山と川と古いもの_c0224013_10453953.jpg








山と川と古いもの_c0224013_2348339.jpg






古い町並みが残るこの町が好きです。
町を出た人もたくさんいるそうですが。。
。。此処に残る人たちは皆どこか誇らしげです。
「岐阜の中でも美濃が一番よ!」
と話してくれたお米屋さんのお母さん。
何度も脱輪しちゃうとぼけたカヌーの先生(笑)
野菜を作る若い青年(移住)と横浜の彼女貴ちゃん。
そして季菜口(きっさこ)さんご夫婦。
美濃でとてもとても美味しいお料理のお店を開いているご夫婦(こちらも移住されたかたです!)
きっさこさんとの出会いは大切なものになる予感。。
岐阜は産廃と放射能のゴミに狙われていると思います。
異常な数の高圧線も気になりました。
きれいな秋田や青森に首都圏が使った原発ゴミや行き場の無い高線量の放射能灰を埋めていますが、
同じことが岐阜でも進んでいるのかもしれません。
もう本当にやめてほしい!
この事と季菜口さんの事はいずれまた書きたいと思います。
美濃へ行く事がありましたら季菜口さんへ是非!
旬のお野菜メインでビーガンのかたでも大丈夫そうですよ。
私は朝昼晩ここのご飯で良いな〜っと思うくらい好きなお店♪
穏やかなで柔らかいご夫婦が迎えてくれます。

そして何故『ぎふ』だったのかも、行ってわかりました(体感ですが)
フクイチ爆発による放射能の影響が無いのは岐阜から西なのですね。
木曽山脈あたりからという感じがしました。
東京電力による人災としての原子炉爆発・・・・・
私は今も。。いいえ死ぬまで、怒りを抱えたまま核保有を反対してゆきます。




美濃。
秋にまた。
その前に・・・?














*コメント欄閉じております。
by rosedeco | 2012-08-12 00:00
<< 67年 小夜子&龍之介 >>


オフィスくまがい